奈良山園とは
奈良山園(ならやまえん)は、東京都
東久留米市の柳窪にある農園です。
江戸時代、100万都市であった江戸の食卓を支
えたのは、
江戸の周辺にあった武蔵野の農村でした。
その後、1,000万都市となった東京は、
次々と農村を住宅地に変えていきました。
その中でも、農ある風景、農ある暮らしと豊か
さを、
地域に残し未来に伝えるために、私たちは400年に
渡り、東京で農業を続けています。
1,000本のブルーベリー農園を中心として、
年間を通じて季節のフルーツや旬の野菜、ジャ
ムや蜂蜜を生産し、
地域の農産物や特産品を畑から食卓へお届けし
ています。
事業について
"農ある豊かな暮らしをつくる"
私たちは、農地で食料をつくることだけが農業ではない、と考えています。
「農」とは、人の暮らしを支え、豊かにするための人と自然の営みであり、生き方です。
奈良山園は、東京という世界有数の大都市にあって、人がより豊かに生き、暮らすための「農」ある事業を展開します。
— 生産から加工、販売まで —
農園「奈良山園」では、果樹や野菜の年間の生産と、つみとり園の運営を農業法人「野の幸」が行います。認定農業法人「東京ジャム」では、自家農園や地域の農家からの規格外の農産物をジャム等へ加工するとともに、地域の農産物の流通、販売、PRのための店舗「マルシェ」の運営することで、生産から加工、販売まで一貫した6次産業化を実現します。
— まちとひとの繋がり —
住宅地に隣接した農園として、年間を通じて収穫体験ができるつみとり農園を運営するとともに、農産物や特産品などの地産品を扱うマルシェを運営し、畑から食卓へ農産物を届けます。また、援農ボランティアの活用や農福連携などに取り組むことで、農による多様な雇用機会を創出します。
— 都市と農園の資源循環 —
園内や市街地の落ち葉や雑草と精米機の米ぬかを再利用した堆肥づくり、伐採木を薪としての熱源活用、剪定枝をチップ化しての土壌被覆、市内公園の指定管理事業などを通して、都市の中の自然と農園との間に資源循環をつくり、都市の環境保全に努めます。
拠点一覧
農園概要
名称
奈良山園
所在地
東京都東久留米市柳窪1丁目10番19号
電話番号
070-1598-0038
主な農業事業
- ・ブルーベリーやキウイフルーツなどのつみとり農園
- ・ミツバチを飼育して蜂蜜を生産する養蜂
- ・東京産の果物や野菜を原料としてジャム等を製造する農産加工
- ・農産物や地産品の直売を行うマルシェの運営
運営会社
農業法人
名称
有限会社野の幸
所在地
東京都東久留米市柳窪1丁目5番45号
電話番号
042-472-3809
役員
代表取締役 野崎陽一
認定農業者(法人)
名称
東京ジャム株式会社
所在地
東京都東久留米市滝山5丁目12番3号
電話番号
090-6030-4343
役員
代表取締役 野崎林太郎